自己破産についての体験談《FXによる借金》その1

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自己破産時の状況

まず、自己破産手続きを弁護士に依頼した当時のわたしの借金などの状況を書いておきます。

自己破産時の私の借金の内容

  • 奨学金3件…約800万
  • クレカキャッシング3件…約90万
  • 銀行無担保2件…約80万
  • 消費者金融2件…約120万
  • カーローン2件…約250万

と合計1000万円を超えるかなりの額になっておりました。今思うと、なぜここまで貸してくれたのかも謎です。

 

当時の私の年収 

年収は400万円ちょうど位でした。

貸金業法には総量規制という制度がありノンバンク系の融資は年収の1/3まで(かなり簡単にいうと)となっているはずですが、私の場合総量規制対象の借金が約210万円となっていて、なぜか年収の1/3を超えています。

 

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自己破産体験談(依頼前)

私の借金は奨学金と海外FXによる借金がほとんどでした。

自己破産はギャンブルや明らかな浪費による借金の場合、

  • 自己破産が認められない
  • 官財事件として費用高額&長期間に及ぶ手続きになる。

と言われることが多いです。実際にそういうことも多いかもしれません。

私も、自己破産手続きを弁護士さんに以来する前はいろいろ調べてかなり不安になっていました。

しかし、裁判所から書類が届き、悩んでいる場合で無くなったため一か八かで弁護士事務所に足を運びました。

 

そこで借金の内訳など詳細にお伝えしたところ、意外にも「難しい」「できない」など自己破産の不可を臭わせる発言は先生から一切出ず、「同時廃止事件でいけるでしょう。」とすんなり引き受けていただけました。

 

ちなみに、任意整理の話もしましたが、私のようなケースでは、借金が多すぎて任意整理にしても生活を立て直せる可能性が高いため、家族に内緒にする必要が無い限り自己破産をオススメされました。

 

海外FXはかなり不利になると思っていたので、安堵したのを覚えています。

 

妻へ報告

自己破産することを妻に伝えました。

 

「もう、どうしようもないから自己破産しようと思う。」

妻「え、ほかに方法ないん?」

「今日、弁護士さんと話してきたんだけど、他の方法じだと解決しないと思うって言われた。」

妻「わかった」

 

意外にもあまり揉めることなく了承してもらえました。妻に感謝です。

弁護士さんに相談した後であり、差し押さえられるものが何もなさそうなことが分かっていたのも大きかったかもしれません。(自己破産による差し押さえについても後日お伝えしたいと思います。)